11gR1 で作った DB を R2 用にアップグレードします。
DBUA (Database Upgrade Assistant) を使ってみます。
DBUA の中でもバックアップは取れますが、 念のため先にも取っておきましょう。
dbua で起動します。
#pre{{ [oracle@ora1 ~]$ dbua }}
警告が出てきますが、無視してしまいました。 TIMEZONE 周りの更新ができるようであればもちろんやったほうがいいでしょう。
統計は運用しているDBならば取っておいたほうがいいです。
かなりの時間が掛かるので根気強く待ちましょう。 自分で入れているデータが少なければ、 新規にDBを作ってexp/impしたほうがいいかもしれません。
止まっているように見えるときはダイアログが隠れていることがあります。 この環境では DBMS_JAVA パッケージについての警告が出ました。 これも例によって無視して進めています。
終わりました。
アップグレード結果が出ますので一通り見ておきましょう。
sqlplus からアクセスしてみます。
#pre{{ [oracle@ora1 ~]$ sqlplus scott/tiger
SQL*Plus: Release 11.2.0.1.0 Production on 日 9月 6 17:38:43 2009
Copyright (c) 1982, 2009, Oracle. All rights reserved.
Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.1.0 - 64bit Production With the Partitioning, OLAP, Data Mining and Real Application Testing options に接続されました。 SQL> select * from dept ... SQL> conn / as sysdba 接続されました。 SQL> show sga
Total System Global Area 705699840 bytes Fixed Size 2216624 bytes Variable Size 650120528 bytes Database Buffers 50331648 bytes Redo Buffers 3031040 bytes SQL> select * from v$version;
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Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.1.0 - 64bit Production PL/SQL Release 11.2.0.1.0 - Production CORE 11.2.0.1.0 Production TNS for Linux: Version 11.2.0.1.0 - Production NLSRTL Version 11.2.0.1.0 - Production
SQL> quit Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.1.0 - 64bit Production With the Partitioning, OLAP, Data Mining and Real Application Testing optionsと の接続が切断されました。 }}
初期化パラメータファイルやネットワークの構成ファイルなどを見直しましょう。