準備

必要なもの

Gentoo LiveDVD 2007.0 を利用しました。

http://www.gentoo.org/main/en/where.xml から BitTorrent のファイルを取ってきて、 Azureus などを使ってダウンロードできます。

Gentoo はネットワーク経由でファイルを取ってきながらインストールするのが楽なので、 Gentoo 2007.0 Minimal CD/InstallCD で十分だと思います。

参考にするサイト

Gentoo Handbookを見なくてはインストールは困難です。

インストール

起動〜ディスクの準備

ネットワークの設定

基本システムの展開

portage のインストールと設定

CFLAGS は Gentoo Linux Wiki の Safe Cflags が参考になります。

ここでは 64bit 環境で推奨されている -march=nocona としましたが、32bit 環境では 正しく 32bit のコードが生成されるとのことです。 もちろん -march=prescott でもいいでしょう。

HDD 上の環境を作る

インストールする先の環境 (chroot 環境) でのインストール作業

インストール対象の設定

# cd /etc
# ln -snf /usr/portage/profiles/default-linux/x86/2007.0/desktop /etc/make.profile  

(追記) eselect でやるのが楽です。

#pre{{

# eselect profile list Available profile symlink targets:

 [1]   hardened/amd64
 [2]   hardened/amd64/multilib
 [3]   selinux/2007.0/amd64
 [4]   selinux/2007.0/amd64/hardened
 [5]   default/linux/amd64/2008.0
 [6]   default/linux/amd64/2008.0/desktop
 [7]   default/linux/amd64/2008.0/developer
 [8]   default/linux/amd64/2008.0/no-multilib
 [9]   default/linux/amd64/2008.0/server
 [10]  hardened/linux/amd64

# eselect profile set 6 }}

日本語環境の設定

kernel のインストール

/etc/ の設定

最低限のシステム管理

起動のための設定と再起動

再起動の後

普通に起動してきて、root でログインできます。

いまのままではほとんどまっさらなので、 一通りの環境を作る必要があります。

profile に設定されているものをそのまま利用してもいいのですが、 GNOME と KDE の両方が入ってしまうなど面倒なところもあるため、 /etc/make.conf の USE フラグを自分なりに設定して環境を作ります。

/etc/make.conf の設定

このようにしてみました。USE= の行は実際には一行です。 "-" を付けると無効になります。

# These settings were set by the catalyst build script that automatically
# built this stage.
# Please consult /etc/make.conf.example for a more detailed example.
#CFLAGS="-O2 -march=i686 -pipe"
CFLAGS="-O2 -march=nocona -pipe"
CXXFLAGS="${CFLAGS}"
# This should not be changed unless you know exactly what you are doing.  You
# should probably be using a different stage, instead.
CHOST="i686-pc-linux-gnu"

# 2008/01/31
MAKEOPTS="-j3"
GENTOO_MIRRORS="http://ftp.iij.ad.jp/pub/linux/gentoo/"
ACCEPT_KEYWORDS=""
USE="X aac a52 alsa -arts avahi avi berkdb bitmap-fonts 
cairo cdr cjk cli crypt -cups dbus dlloader dri dvd dvdr 
eds elibc_glibc emacs emboss encode esd -fam firefox 
-fortran gdbm gif gnome gpm gstreamer gtk hal 
input_devices_evdev input_devices_keyboard 
input_devices_mouse -ipv6 -isdnlog java jpeg -kde 
kernel_linux ldap libg++ mad mailwrapper mikmod mp3 mpeg 
mmx ncurses nls nptl nptlonly nsplugin ogg opengl oss 
pam pcre pdflib perl png ppds -pppd python -qt3 -qt4 
quicktime readline real reflection sdl session spell spl 
ssl -swat cpd sse sse2 truetype truetype-fonts 
type1-fonts udev unicode userland_GNU vorbis win32codecs 
x86 xml xorg xv zlib"
FEATURES="ccache digest"
CCACHE_SIZE="2G"

emerge で環境構築

まず何がインストールされるのかを確認します。

# emerge -pvuDN world

特にエラーもなく一覧が表示されたら、 "-p" オプションを外して実際にインストールします。

# emerge -vuDN world

222個のパッケージがインストールされました。

依存関係もチェックしておきます。

# emerge gentoolkit
# revdep-rebuild

これで一通りの環境がインストールされました。

パッケージの更新

# emerge --sync

を適宜実行することで、更新された ebuilds (パッケージを作る元となるもの) が反映されます。

Gentoo-Portage - Newest Ebuilds を見て、欲しいものがあったときに実行するのがいいかと思います。

実際にインストールされているパッケージを更新するには、 最初のインストールと同様に emerge します。

# emerge -pvuDN world
... (内容を確認)
# emerge -vuDN world
# revdep-rebuild

X の設定

(TODO)



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Last-modified: 2011-01-29 (土) 15:27:48