Data Guard を手で構築するのはかなり大変ですが、 Grid Control を使えば簡単にできます。
インスタンスのページを開きます。
スタンバイ・データベースの追加をクリックします。
さらにスタンバイ・データベースの追加のボタンを押します。
フィジカル・スタンバイ・データベースの作成を選択して続行。
バックアップを取っていないので、RMAN を使ってデータベースを複製します。11g の新機能ですね。
バックアップのための認証の設定など。
スタンバイデータベースの基本設定をします。
ネットワークの設定はそのままでいいでしょう。 Customize を押すとファイルの場所を細かく指定できます。
管理したいように入れましょう。OKを押して次。
データベース名などを設定します。
スタンバイ・アーカイブの場所はなぜか フラッシュリカバリ領域としてしか設定できませんでした。
これで最後の確認画面に来ます。
スタンバイ・データベース記憶域も再度確認して、 終了を押せば実行開始。
あとは黙ってみているだけです。
「作成の進行中」をのぞいてみると、 ジョブの進み具合がわかります。
無事終わればそのままスタンバイデータベースとして 稼働していることがわかります。REDO Apply の状況もわかります。
スイッチ・オーバーも画面からできてしまいます。
変換のボタンを押すとスナップショット・スタンバイへ変換できます。 逆もできます。