10g R2 RAC 64bit

昨日セットアップしたハードウェアに 10g R2 RAC をインストール。

RHEL5 なので VIPCA や SRVCTL のスクリプトを直さないといけないんですが、 32bit と 64bit で違うんですね。 付属の JRE が32bitしかなく、64bit なライブラリがリンクできない ということで大変でした。 vipca をちゃんと把握して LD_LIBRARY_PATH が設定されているところを 正しく通るように修正して対処。 uname -m の行まで消さないようにするのがポイント。

#pre{{ PRKN-1008 共有ライブラリ"srvmhas10" [java.lang.UnsatisfiedLinkError: /u01/crs/lib/libsrvmhas10.so: /u01/crs/lib/libsrvmhas10.so: wrong ELF class: ELFCLASS64 }}

Clusterware で困ると OCR のデータもめちゃめちゃになってるし crs_unregister で消してもなぜかゴミが残って正しく動かないということで、 dd で潰したらフォーマットする手段は再インストールするしかなく。

OS を入れ直すことなく Oracle 関連のファイルをすべて完全に除去できるのは 案外大変なスキルだったり。 「他の人には難しいよなぁ」とほくそ笑みながらやり直して、 無事インストールと構築が完了。

5日でやるところを2日でやってしまいましたが、 休みをくれるわけでもなく。会社員は悲しいですね(苦笑)

自分の予想の2倍ほどは掛かってしまいましたが、 久々のデータセンターは楽しかったです。

プロフェッショナル

将棋の名人戦での、羽生先生と森内先生をずっと追ったドキュメンタリー。

2人は同い年で、小学4年から27年間指してきたという。 初対局は森内アマ初段に対して羽生アマ四段。 「四段」を見て「四級」の間違いではないかと森内少年は思ったが、 対局してその力は本物であったと知る。

その後も幾度となくライバル関係を続けていまに至るわけで、 とても一人ではここまで来れなかったとのこと。

わたしも中学・高校時代にはかなり強いライバルがいた。 風貌も森内先生にとてもよく似た雰囲気を感じる。 彼はものすごい努力家だった。 医者になるという夢を実現し、海外での研究生活も経験して、 いまも最先端の医療をやっている。

それに比べてわたしはどうか。

大学に入った時点でも、わたしには具体的な夢はなかった。 彼を超える、常に超え続けることが目標だったからだ。 それから早いもので15年を過ぎた。 もう完全に別な道を歩んでしまったが、 いまだまだ彼はライバルだと思っているし、まだ逆転の目はあるはずだ。

そんな中、32歳の終わりにいまの会社に転職し、 ようやくまた新しいライバルを見つけた。1つ上のS氏である。

働くことや周りに与える影響に対するマインドはものすごく強い。 二枚落ちくらいの差がある。

一冠から復調してきた羽生先生の境地「玲瓏」にはまだまだ程遠いが、 少しでも近づけるよう、少なくとも社内では「神に最も近い」とまで 表彰されたことのある者としては、自分を磨いていきたいと改めて思った。



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Last-modified: 2011-01-29 (土) 15:27:48