昨日作った Cloud Control で Data Guard をやってみます。
ターゲットの認識から。
こんな感じで認識できればOKです。ora1 (192.168.0.9) と ora2 (192.168.0.10) の2台で、それぞれいくつかデータベースを作りました。
コンテナデータベースとして作った orcl を選んで、可用性からスタンバイ・データベースの追加に進みます。
フィジカルスタンバイを作ろうとしたらNOARCHIVELOGモードだと言われました。ふむふむ。
[oracle@ora1 ~]$ sqlplus sys/oracle@orcl as sysdba SQL*Plus: Release 12.1.0.2.0 Production on 金 5月 5 23:42:46 2017 Copyright (c) 1982, 2014, Oracle. All rights reserved. Oracle Database 12c Enterprise Edition Release 12.1.0.2.0 - 64bit Production With the Partitioning, OLAP, Advanced Analytics and Real Application Testing options に接続されました。 SQL> shutdown immediate データベースがクローズされました。 データベースがディスマウントされました。 ORACLEインスタンスがシャットダウンされました。 ERROR: ORA-12514: TNS: リスナーは接続記述子でリクエストされたサービスを現在認識していません 警告: Oracleにはもう接続されていません。 SQL> [oracle@ora1 ~]$ sqlplus / as sysdba SQL*Plus: Release 12.1.0.2.0 Production on 金 5月 5 23:43:25 2017 Copyright (c) 1982, 2014, Oracle. All rights reserved. アイドル・インスタンスに接続しました。 SQL> startup mount ORACLEインスタンスが起動しました。 Total System Global Area 1660944384 bytes Fixed Size 2925072 bytes Variable Size 989859312 bytes Database Buffers 654311424 bytes Redo Buffers 13848576 bytes データベースがマウントされました。 SQL> alter database archivelog; データベースが変更されました。 SQL> SQL> alter database open; データベースが変更されました。 SQL> alter system switch logfile; システムが変更されました。 SQL> archive log list; データベース・ログ・モード アーカイブ・モード 自動アーカイブ 有効 アーカイブ先 USE_DB_RECOVERY_FILE_DEST 最も古いオンライン・ログ順序 27 アーカイブする次のログ順序 29 現行のログ順序 29 SQL> alter system switch logfile; システムが変更されました。 SQL> archive log list; データベース・ログ・モード アーカイブ・モード 自動アーカイブ 有効 アーカイブ先 USE_DB_RECOVERY_FILE_DEST 最も古いオンライン・ログ順序 28 アーカイブする次のログ順序 30 現行のログ順序 30 SQL> quit Oracle Database 12c Enterprise Edition Release 12.1.0.2.0 - 64bit Production With the Partitioning, OLAP, Advanced Analytics and Real Application Testing optionsとの接続が切断されました。
無事アーカイブログモードに出来ました。
リカバリカタログの設定もしてみます。rc データベースをリカバリカタログにします。
マニュアルはこちらですね。
http://docs.oracle.com/cd/E57425_01/121/BRADV/rcmcatdb.htm#GUID-E836E243-6620-495B-ACFB-AC0001EF4E89
[oracle@ora1 ~]$ sqlplus sys/oracle@rc as sysdba SQL*Plus: Release 12.1.0.2.0 Production on 土 5月 6 00:41:05 2017 Copyright (c) 1982, 2014, Oracle. All rights reserved. Oracle Database 12c Enterprise Edition Release 12.1.0.2.0 - 64bit Production With the Partitioning, OLAP, Advanced Analytics and Real Application Testing options に接続されました。 SQL> SQL> create user rco identified by oracle 2 temporary tablespace temp 3 default tablespace users 4 quota unlimited on users; ユーザーが作成されました。 SQL> grant recovery_catalog_owner to rco; 権限付与が成功しました。 SQL>
RMAN で接続してリカバリカタログを作ります。
[oracle@ora1 ~]$ rman catalog rco/oracle@rc Recovery Manager: Release 12.1.0.2.0 - Production on 土 5月 6 00:43:32 2017 Copyright (c) 1982, 2014, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. リカバリ・カタログ・データベースに接続されました。 RMAN> create catalog; リカバリ・カタログが作成されました。 RMAN>
バックアップが取れて管理されることも確認してみますか。
[oracle@ora1 ~]$ rman target sys/oracle@orcl catalog rco/oracle@rc Recovery Manager: Release 12.1.0.2.0 - Production on 土 5月 6 00:45:57 2017 Copyright (c) 1982, 2014, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. ターゲット・データベース: ORCL (データベースID=1470878180)に接続されました リカバリ・カタログ・データベースに接続されました。 RMAN> register database; データベースがリカバリ・カタログに登録されました。 リカバリ・カタログの完全再同期を開始しています 完全再同期が完了しました RMAN> backup database; backupが開始されました(開始時間: 17-05-06) チャネル: ORA_DISK_1が割り当てられました チャネルORA_DISK_1: SID=96 デバイス・タイプ=DISK チャネルORA_DISK_1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています (略) RMAN> list backup; バックアップ・セットのリスト =================== BS Key Type LV Size Device Type Elapsed Time 終了時間 ------- ---- -- ---------- ----------- ------------ -------- 96 Full 1.23G DISK 00:00:20 17-05-06 BPキー: 100 ステータス: AVAILABLE 圧縮: NO タグ: TAG20170506T004656 ピース名: /u01/app/oracle/fast_recovery_area/ORCL/backupset/2017_05_06/o1_mf_nnndf_TAG20170506T004656_djs7mjqb_.bkp (略) RMAN> report schema; データベースdb_unique_name ORCLのデータベース・スキーマのレポート 永続データファイルのリスト =========================== File Size(MB) Tablespace RB segs Datafile Name ---- -------- -------------------- ------- ------------------------ 1 800 SYSTEM YES /u01/app/oracle/oradata/ORCL/datafile/o1_mf_system_djo4jp48_.dbf 3 740 SYSAUX NO /u01/app/oracle/oradata/ORCL/datafile/o1_mf_sysaux_djo4hlz6_.dbf 4 225 UNDOTBS1 YES /u01/app/oracle/oradata/ORCL/datafile/o1_mf_undotbs1_djo4kt90_.dbf 5 250 PDB$SEED:SYSTEM NO /u01/app/oracle/oradata/ORCL/datafile/o1_mf_system_djo4lxkx_.dbf 6 5 USERS NO /u01/app/oracle/oradata/ORCL/datafile/o1_mf_users_djo4ks6y_.dbf (略)
無事 RMAN も使えるようになったということで、本題の Data Guard に戻ります。orcl データベースのフィジカルスタンバイを作ります。
ora2 (192.168.0.10) の同じ場所に作るという形にしてみました。
ジョブを起動したらのんびり待ちです。これがまた緊張するんですよね… Platinum 試験だと時間がないんですよ。ドキドキします。練習して心構えだけでもしておきましょう。
無事終わったら「Data Guardサマリー」に出てきます。
いったんここまで。