Cloud Control 13cR2 + RMAN + Data Guard 12cR1

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昨日作った Cloud Control で Data Guard をやってみます。

ターゲットの認識から。

こんな感じで認識できればOKです。ora1 (192.168.0.9) と ora2 (192.168.0.10) の2台で、それぞれいくつかデータベースを作りました。

 

コンテナデータベースとして作った orcl を選んで、可用性からスタンバイ・データベースの追加に進みます。

フィジカルスタンバイを作ろうとしたらNOARCHIVELOGモードだと言われました。ふむふむ。

[oracle@ora1 ~]$ sqlplus sys/oracle@orcl as sysdba

SQL*Plus: Release 12.1.0.2.0 Production on 金 5月 5 23:42:46 2017

Copyright (c) 1982, 2014, Oracle.  All rights reserved.



Oracle Database 12c Enterprise Edition Release 12.1.0.2.0 - 64bit Production
With the Partitioning, OLAP, Advanced Analytics and Real Application Testing options
に接続されました。
SQL> shutdown immediate
データベースがクローズされました。
データベースがディスマウントされました。
ORACLEインスタンスがシャットダウンされました。
ERROR:
ORA-12514: TNS:
リスナーは接続記述子でリクエストされたサービスを現在認識していません


警告: Oracleにはもう接続されていません。
SQL>

[oracle@ora1 ~]$ sqlplus / as sysdba

SQL*Plus: Release 12.1.0.2.0 Production on 金 5月 5 23:43:25 2017

Copyright (c) 1982, 2014, Oracle.  All rights reserved.

アイドル・インスタンスに接続しました。

SQL> startup mount
ORACLEインスタンスが起動しました。

Total System Global Area 1660944384 bytes
Fixed Size		    2925072 bytes
Variable Size		  989859312 bytes
Database Buffers	  654311424 bytes
Redo Buffers		   13848576 bytes
データベースがマウントされました。
SQL> alter database archivelog;

データベースが変更されました。

SQL> 

SQL> alter database open;

データベースが変更されました。

SQL> alter system switch logfile;

システムが変更されました。

SQL> archive log list;
データベース・ログ・モード     アーカイブ・モード
自動アーカイブ                 有効
アーカイブ先                    USE_DB_RECOVERY_FILE_DEST
最も古いオンライン・ログ順序   27
アーカイブする次のログ順序    29
現行のログ順序               29
SQL> alter system switch logfile;

システムが変更されました。

SQL> archive log list;
データベース・ログ・モード     アーカイブ・モード
自動アーカイブ                 有効
アーカイブ先                    USE_DB_RECOVERY_FILE_DEST
最も古いオンライン・ログ順序   28
アーカイブする次のログ順序    30
現行のログ順序               30
SQL> quit
Oracle Database 12c Enterprise Edition Release 12.1.0.2.0 - 64bit Production
With the Partitioning, OLAP, Advanced Analytics and Real Application Testing optionsとの接続が切断されました。

無事アーカイブログモードに出来ました。

リカバリカタログの設定もしてみます。rc データベースをリカバリカタログにします。

マニュアルはこちらですね。

http://docs.oracle.com/cd/E57425_01/121/BRADV/rcmcatdb.htm#GUID-E836E243-6620-495B-ACFB-AC0001EF4E89

[oracle@ora1 ~]$ sqlplus sys/oracle@rc as sysdba

SQL*Plus: Release 12.1.0.2.0 Production on 土 5月 6 00:41:05 2017

Copyright (c) 1982, 2014, Oracle.  All rights reserved.



Oracle Database 12c Enterprise Edition Release 12.1.0.2.0 - 64bit Production
With the Partitioning, OLAP, Advanced Analytics and Real Application Testing options
に接続されました。
SQL>
SQL> create user rco identified by oracle
  2  temporary tablespace temp
  3  default tablespace users
  4  quota unlimited on users;

ユーザーが作成されました。

SQL> grant recovery_catalog_owner to rco;

権限付与が成功しました。

SQL> 

RMAN で接続してリカバリカタログを作ります。

[oracle@ora1 ~]$ rman catalog rco/oracle@rc

Recovery Manager: Release 12.1.0.2.0 - Production on 土 5月 6 00:43:32 2017

Copyright (c) 1982, 2014, Oracle and/or its affiliates.  All rights reserved.

リカバリ・カタログ・データベースに接続されました。

RMAN> create catalog;

リカバリ・カタログが作成されました。

RMAN>

バックアップが取れて管理されることも確認してみますか。

[oracle@ora1 ~]$ rman target sys/oracle@orcl catalog rco/oracle@rc

Recovery Manager: Release 12.1.0.2.0 - Production on 土 5月 6 00:45:57 2017

Copyright (c) 1982, 2014, Oracle and/or its affiliates.  All rights reserved.

ターゲット・データベース: ORCL (データベースID=1470878180)に接続されました
リカバリ・カタログ・データベースに接続されました。

RMAN> register database;

データベースがリカバリ・カタログに登録されました。
リカバリ・カタログの完全再同期を開始しています
完全再同期が完了しました

RMAN> backup database;

backupが開始されました(開始時間: 17-05-06)
チャネル: ORA_DISK_1が割り当てられました
チャネルORA_DISK_1: SID=96 デバイス・タイプ=DISK
チャネルORA_DISK_1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
(略)

RMAN> list backup;


バックアップ・セットのリスト
===================


BS Key  Type LV Size       Device Type Elapsed Time 終了時間
------- ---- -- ---------- ----------- ------------ --------
96      Full    1.23G      DISK        00:00:20     17-05-06
        BPキー: 100   ステータス: AVAILABLE  圧縮: NO  タグ: TAG20170506T004656
        ピース名: /u01/app/oracle/fast_recovery_area/ORCL/backupset/2017_05_06/o1_mf_nnndf_TAG20170506T004656_djs7mjqb_.bkp
(略)

RMAN> report schema; 

データベースdb_unique_name ORCLのデータベース・スキーマのレポート

永続データファイルのリスト
===========================
File Size(MB) Tablespace           RB segs Datafile Name
---- -------- -------------------- ------- ------------------------
1    800      SYSTEM               YES     /u01/app/oracle/oradata/ORCL/datafile/o1_mf_system_djo4jp48_.dbf
3    740      SYSAUX               NO      /u01/app/oracle/oradata/ORCL/datafile/o1_mf_sysaux_djo4hlz6_.dbf
4    225      UNDOTBS1             YES     /u01/app/oracle/oradata/ORCL/datafile/o1_mf_undotbs1_djo4kt90_.dbf
5    250      PDB$SEED:SYSTEM      NO      /u01/app/oracle/oradata/ORCL/datafile/o1_mf_system_djo4lxkx_.dbf
6    5        USERS                NO      /u01/app/oracle/oradata/ORCL/datafile/o1_mf_users_djo4ks6y_.dbf
(略)

無事 RMAN も使えるようになったということで、本題の Data Guard に戻ります。orcl データベースのフィジカルスタンバイを作ります。

ora2 (192.168.0.10) の同じ場所に作るという形にしてみました。

ジョブを起動したらのんびり待ちです。これがまた緊張するんですよね… Platinum 試験だと時間がないんですよ。ドキドキします。練習して心構えだけでもしておきましょう。

無事終わったら「Data Guardサマリー」に出てきます。

いったんここまで。