libvirt 管理下にある KVM の場合、virsh で仮想マシンを扱います。よく使うのはこんな感じ。
- virsh list … 起動中の仮想マシンの一覧
- virsh list –all … すべての仮想マシンの一覧
- virsh start [VM名] … 起動
- virsh shutdown [VM名] … 停止
- virsh reboot [VM名] … 再起動
- virsh console [VM名] … コンソール接続
- virsh edit [VM名] … 設定ファイルの編集
- virsh undefine [VM名] … 定義削除
実際の例を挙げてみます。
[root@centos7 ~]# virsh list --all Id 名前 状態 ---------------------------------------------------- 3 guest1 実行中 [root@centos7 ~]# virsh console guest1 ドメイン guest1 に接続しました エスケープ文字は ^] です CentOS Linux 7 (Core) Kernel 3.10.0-123.13.2.el7.x86_64 on an x86_64 localhost login: sugimura Password: Last login: Thu Jan 22 15:00:15 on ttyS0 [sugimura@localhost ~]$
仮想マシンの定義ファイルは /etc/libvirt/qemu/ の下に XML ファイルで置いてあるんですが、直接編集したときは libvirtd を再起動しないと有効にならないようです。virsh edit [VM名] ならすぐ反映されます。
この定義ファイルの最初に <domain type=’kvm’> となっている場所があります。CentOS5で試したときはこれが type=’qemu’ になってしまうことがあり、動作がかなり遅くなって困りました。いまはデフォルトで type=’kvm’ になっているようです。